2014/05/24

会議で自分のバリューを発揮するたった一つの方法

どこの会社にも会議がある。
会議には毎週、毎月などの定例の報告会の様なものもあれば、新商品の企画会議のような、ある特定の目的を元に開催されるものがある。


私はこの会議こそ自分のバリューを発揮し、チャンスを掴むための機会の一つだと思っている。


私の事例だが、火曜日に初出社し、木曜に入社後初の会議が行われた。会議の議題は従業員のキャリアプラン作成と研修制度についてだったと思う。社長や執行役員が出席するその会議の空気は少し重く、新参者の自分は黙って状況把握に努めようと思っていた。


ところが会議中、いてもたってもいられなくなり「自分の前職の職場では同じような課題を・・・・のように考え精度を作成し解決しました」と気がついたら口から出てしまっていた。


会議に出席しているメンバーの顔と名前も一致しない中、これまでの検討状況も把握していない自分が発現するべきではないと思っていたのだが、黙っていられない性格がわざわいした。


しかし、この時の発言が思わぬ方向につながった。会議中に新たなミッションを割り当てられることになり、翌週にはマネージャーに昇進することができたのだ。









一部の企業では会議中に何も発言のないメンバーは次回の会議に呼ばれなくなると聞く。顔を合わせて議論を行う「会議」という場の目的を考えれば当然の事なのかもしれない。会議中は社長も幹部も新入社員も一人のメンバーなのだ。


会議での発言には当然責任が伴う。発言により新たなミッションが割り振られたにも関わらず、翌週「何も進展ありません」なんて報告は誰も期待していない。会議では発言にバリューが有り、その後は行動と結果というバリューが求められる。


会議で積極的に発現することによって自分に新たなミッションを付加し自分を追い込み、クリアする事によって自分と会社の成長を実現できたらこんなにエキサイティングな事は無いだろう。


会議がつまらない。何も決まらず時間がもったいない。と嘆く前に、あなたもぜひ勇気をもって会議で発言してみて欲しい。新たな機会が見つけられるかもしれない。