2014/06/09

さよなら新聞 私が新聞購読を止めた5つの理由





紙面を読む人 / marumeganechan



3ヶ月前からそれまで読んでいた日経電子版の購読を止めた。
今の情報収集手段はスマホのニュースアプリと月刊誌クーリエ・ジャポンだ。


「大人になったら読むのが当たり前」

そう思って疑わなかった新聞購読をなぜやめたかその理由を書いていこう。


理由1 信じられなくなった

20代の頃の自分は純粋で、新聞に書いてあることは全て正しい事だと疑っていなかった。
テレビはうそをついても新聞はうそをつかない。
そんな風に新聞を過大評価していた。

ところが、情報収集手段が多様化し、片方だけの見解しか見ることができなかった昔とは違い、
一つのニュースも各方面からの見方をネットで拾う事ができる。

そうした多様な情報源から客観的に新聞を見てみると、
信ぴょう性のない話でも事実であるかのように書いているのを何度も見かける。

「このメディアだけに頼っていては正しい判断ができなくなってしまう」

そんな危機感を覚えた。


理由2 時間がなくなった

新聞を購読していた頃は、朝の通勤電車内で30分程度かけて朝刊に目を通していた。
すべての記事をくまなく読んでいたわけではないが、細かい記事にも目を通すようにしていた。

一つの媒体から最大限情報を得ようとしていたためだ。

しかし、今はそんなことをしている時間がない。
ニュースだけでも「SmartNews」「Presso」「グノシー」「Vingow]「NewsPicks]「ReShare」など
6個以上のアプリがプッシュ通知を送ってくる。

その他に2ちゃんねるのまとめ系を遊び程度に読もうとすると、
それだけで通勤時間の情報収集は終わってしまう。

情報源が増えた分、時間がなくなってしっまったのだ。


理由3 アホみたいに高額に感じた

誰もが知っているように、新聞の購読料金は高い。
日経新聞の場合、電子版でも月額4,000円だ。
しかも月に一回更新しない日まである。

その情報を信頼し、購読していた頃はそれでもまだよかったが、
信頼出来ない情報を月額4,000円も負担し読んでいる意味が見いだせなくなった。

よく言われる、
「記事一つ一つの質がWebとは違う」
という話はあるけど、果たしてそうだろうか?

新聞の社説を読んでいるくらいなら、
各識者の書いたブログ記事を読んでいたほうが有意義に感じる。


理由4 実験してみたかった

実は新聞を読まなくてもビジネス上問題は生じないか?
を身をもって体験する実験的こころみだった。

1ヶ月もしたら新聞が恋しくなるのかな?と思っていたけれど、そんなことは無い。

日経新聞を読んでいる同僚と会話してみても情報の粒度に支障を感じない。
いやむしろ、多角的な情報を得ているという面ではアドバンテージを感じる事もあるくらいだ。


理由5 iPhoneでは読みづらかった

日経電子版は2つのアプリがある。
一つは紙面を拡大して読める「日本経済新聞 紙面ビューアー」
もう一つはスマホ用に最適化し表示するアプリ「日本経済新聞 電子版」だ。

この2つのアプリだが、スマホの小さな画面ではどちらも物足りない。

紙面ビューアーは画面が小さくて読みづらい。

電子版は紙面と見え方があまりに異なり、なれるまで受け取れる情報量も限られてしまう。




まとめると、
限られた時間の中で、読みやすくて信ぴょう性の高い情報を安く手に入れる方法を実験してみたら、「もう新聞いらね」という結論に達したということでした。

また何かのきっかけで新聞を読むこともあるかもしれないけど、
その時になっても何も変わっていないのだろうな。

あのメディアだけは。。。。