2014/06/14

もしもあの「半沢直樹」が採用面接を受けに来たら


もしも◯◯が××したらを色々考えていて、自分の仕事である人事と結びつけてみた。
もしも半沢直樹が採用面接を受けに来たら。

ドラマではあの目的に対して真っ直ぐで、不正を許さない性格が受けた。
「やられたらやり返す。倍返しだ!」などのセリフはまだ記憶にあたらしい。
そんな彼が面接を受けに来たらどうなるだろうか。


面接官(以下面)
半沢直樹(以下半)


「自己紹介をお願いします」


「半沢直樹ともうします。慶応大学を卒業後、東京中央銀行に入行しました。」
「直近では、大阪西支店の融資課長を経て、東京本店営業二部次長を務めた後、
 東京セントラル証券に出向し現在は営業第二部の次長をしております。」
 

「なるほど。今回転職を考えられている理由を教えて下さい」


「はい。実は、東京中央銀行から東京セントラル証券へ出向となった後、
東京中央銀行とある企業のIPO(新規上場)幹事を巡ってで競合する機会がありました。
その際にどんな手段を使ってでも幹事を取りに来る銀行のやり方に嫌気がさし、
このまま銀黒へ戻る機会を待つよりも、新しい世界を見るために転職した方が良いと思い転職を決意しました。」


「へー幹事争いですか(ちょっとネガティブだな)。転職先としてはどのようなところを検討しているのですか?」


「そうですね。今までの金融業界での知識と、営業力を活かせる仕事を探しています」


「そうですか。半沢さんにとって仕事とは何ですか?」


「仕事とはですか。そうですね。常に公平で正しいことを貫くためのもの。ですかね。」


「正しいことを貫くと言うと?」


「金融業と言うのは常にお客様である融資先やその取引先に至るまで、
多くの方々の人生に少なからず影響をおよぼす仕事だと思っています」
「その仕事を通してちょっとズルをしたり、自分の出世のために業績を追うのは許せません。
常に公平であり正しいことを貫く。それが仕事だと私は思っています」


◆面接評価シート

優秀な人材だとは思うが、仕事に対する姿勢が40代とは思えないほど青臭く、
入社後も他メンバーとうまくやっていけるか不安がある。

また、金融面の知識はあるが、営業畑なので中途半端な可能性も大。
少し話が長く、睨みつけるような目つきの悪さも気になる。